2021/06/11
無添加住宅羽柴ではどんな換気システムを使ってる?そもそも換気システムって?
よく見る形の換気扇ですね。
私たちは、第三種換気システムを採用しています。
第三種換気は排気を強制的に機械で行い、給気は自然に任せます。(給気口はあります) 第一種換気よりもイニシャルコスト、ランニングコストともに抑えることができ、住宅において最も一般的に使われている換気方式です。一番簡易的、とも言えますね。
そもそも換気をシステム化、義務化している背景には、室内の化学物質によるシックハウス症候群の発症があります。家の中の建材(特に使われている接着材)から発生する化学物質が、何十年もの間、じわじわと揮発しているのです。
そこで、一定の時間で、室内の化学物質の充満した空気が入れ替わるように、というシステムが24時間換気システムです。
換気の性能をうたう会社も多いのですが、建材から化学物質が出ていますとわざわざ言っているようなものです。
無添加住宅ではそもそも、化学物質がほとんど発生しない空間であるため、強制的な換気は不要です。
どういうこと???
それは、クロスなどの壁紙を化学接着剤で貼るのと違って、天然素材のみでできている無添加住宅オリジナル漆喰を壁に塗っているからです。
(そのうえ、無添加住宅オリジナル漆喰には、インフルエンザやヒト・コロナウイルスが付着した場合わずか5分間でほぼ100%死滅させる効果が実証されています!)
床の無垢材も、表面は木に見える合板などではないため、そこから揮発する有害物質もありません。
扉や棚に使っている集成材は、なんと「米のり」でくっついているのです!
もちろん臭いもありませんし、有害な物質も出てきません。
ここまで言うと、無添加住宅にはわざわざお金がかかる換気システムって・・・いらないね、となりますよね。
一応、義務化されているため設置はしていますが、浴室やキッチン、トイレなど、湿気や臭い対策で、必要な場所で必要な時に使用していただき、余計な電気は使わなくてもいいのです。
一生で一番長い時間 吸う空気が家の中の空気です。
ぜひ、家づくりで大事なポイントにしてみましょう。